2007年3月31日(土) 第4回プラーヌングスツェレ研究会

今年の日本プラーヌングスツェレ研究会は4回目です:
日時 2007331日(土)14001730
場所 東京自治研究センター
第4回 日本プラーヌンクスツェレ研究会のご案内
 
 昨年、三鷹市等で開催された「まちづくりディスカッション」「市民討議会」は、日本版プラーヌンクスツェレの本格的な始まりになりました。そして本年は、数多くの自治体で様々な取り組みが予定されています。また、ヨーロッパでも「市民パネル」の結果が今年ブリュッセルで発表される予定ですが、こうした展開も非常に興味深いものです。その意味で、実践者、研究者、行政・マスコミ関係者等、幅広い分野から参加する本研究会もますます大切になっています。そこで、下記要領にて、第4回研究会を開催いたしますので、ご案内いたします。
 既にお知らせした方もいますが、プラーヌンクスツェレを考案されたディーネル教授は、昨年末12月13日、突如ご逝去されました。私は、日本プラーヌンクスツェレ研究会を代表しベルリンでの葬儀に参列しましたが、ご家族、関係者の皆様は、日本からの弔問をとても喜んでいただきました。今回冒頭で、その様子等をまずご報告させていただきます。その後、第1部として、名古屋大学の広瀬教幸雄授から、ドイツのプラーヌンクスツェレに関する調査のきっかけになったカールスルーエにおける市民参加の事例研究を中心に発表いただきます。市民パネル型(無作為抽出の市民参加)と利害関係者参加型を統合したモデル等の意義についてもご説明いただけると思います。第2部では、日本型プラーヌンクスツェレの実践を考える上で、長年、都市計画などでワークショップ等、多くの市民参加の設計・運営に関わってこられた伊藤雅春さんから、これまでのご経験を踏まえ市民討議の可能性等について発表していただきます。その後、今後の実践について意見交換したいと考えています。実り多い議論ができれば幸いです。
 なお、参加ご希望の方は、事前にメールでご連絡くだされば幸いです。また、お知り合いで、ご関心のある方のご参加も歓迎いたします。


1 日時 2007年3月31日(土)14:00~17:30

2 場所 
  東京自治研究センター
 東京都新宿区上落合2-28-7落合高山ビル4F
  (東西線落合駅徒歩2分、JR東中野駅徒歩7分)

3 内容
  14:00~14:20 ドイツの報告(篠藤明徳)
  14:20~15:00 広瀬幸雄さんのご報告
  15:00~15:40 質疑と討論
  15:40~16:00 休憩
  16:00~16:40 伊藤雅春さんのご報告
  16:40~17:30 討論

4 参加費 無料

5 連絡先
  日本プラーヌンクスツェレ研究会(代表 篠藤明徳)
  〒874-8501
  大分県別府市北石垣82 別府大学文学部 篠藤研究室
  メールアドレス shinoto@mc.beppu-u.ac.jp


付記
  ・研究会後懇親会を予定していますので、参加希望の方は事前にご連絡ください。
  18:00~20:00(実費自己負担)